ペットの施設に初詣

ペットの施設に初詣 ドックラン

本来犬は思いっきり走り回りたいもの。
ところが一般の住宅事情では、犬が思いっきり走り回れるスペースはありませんし、公園など公共の場所では犬を放すのはマナー違反です。
そこでかわいいペットたちを思いっきり走らせてあげることのできる「ドックラン」が各地に増え、利用者も多くなっているようです。
「ドックラン」とは、その名の通り犬がリードなしに自由に走り回れる隔離された施設。
大抵の場合脱走防止の為に二重ゲートになっており、夏場には日陰となる木立や飼い主が休む為のベンチなどがあります。
また犬の大きさによって利用できる場所を分けているところもあります。
ドックランは犬のストレス解消にもなりますし、犬同士のルールを学ばせたり飼い主同士の交流や情報交換も図れる非常に便利な施設です。
ドックランは全国各地にあり、その利用料金や時間帯、システムなどはそれぞれに違いがあります。
無料で利用できるところもありますし、会員制で会員になれば比較的安価に利用できるシステムをとっているところもあります。
またペット同伴カフェなどに併設されていて、カフェ利用者なら無料で利用できるところもあります。
時間帯は、早いところで8時から開いており、大体18時前後まで使用できます。
遅いところでは20時まで使用できるランもあります。
しかしドックランは様々な犬が集まる場所でもあり、飼い主のマナーが問われる場所とも言うことができます。
まず利用条件として、狂犬病などの各予防接種を受けていることが基本です。
また飼い主の命令に対して従順でなければなりません。
更に連れて行くべきでない時として、発情中あるいはヒート中のメスは控えなければなりません。
他のオス犬を興奮させマウント行為をしようとして飼い主の静止が利かなくなることも少なくありません。
また、飼い主以外の人間や他の犬に対して攻撃性の強い犬も残念ながら連れて行くべきではないでしょう。
更にドックラン内でウンチをした場合は、飼い主が持ち帰るのがマナーです。
ですから必ず袋を持参してください。
また可愛いペットと遊んであげたいのは分かるのですが、ボールやフリスビーなどのおもちゃを持っていくのも控えた方が良いでしょう。
他の犬と取り合いになり喧嘩になってしまいます。
もしボールを持っていくのであれば、その日になくなってしまうことを覚悟で持っていきましょう。
更にありがちなのが、飼い主同士で話に夢中になってしまって、自分の犬から目を放してしまうということです。
基本的に犬の行動は飼い主の責任です。
きちんとマナーを守ってみんなが楽しめるドックランにしましょう。



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